神戸文化服装学院|パンフレット
- ABOUT
- パンフレットのリニューアル
- CLIENT
- 神戸文化服装学院
- SUPPORT
- ディレクション・プランニング・デザイン・コピー・ライティング・撮影
- TARGET
- ファッションやものづくりに興味を持つ女子高校生
既存パンフレットのデザイン・内容を見直して、学校本来の魅力を最大限伝わるパンフレットをゼロベースから再構築する
フォトグラファーの一言からはじまったパンフレットリニューアルプロジェクト
クライアント様の方で依頼したフォトグラファーの方が「パンフレットのデザインも見直したほうが良いのでは?」の一言がキッカケとなり、本件についてご相談頂きました。パンフレットは随分前に作成したデザインをベースにほとんど変えず、また掲載内容も必要最小限の変更しかしてこなかったという現状を踏まえ、この機会に完全に一から作り直す方向でパンフレットリニューアルプロジェクトが始動しました。
“魅せる”ではなく“伝える”を意識したデザインで、再定義した学校の魅力を知ってもらうパンフレット
学校案内として機能するために、情報量を大幅に追加
リニューアル前のパンフレットで最初に感じたのは、冊子としての薄さでした。学校案内としてはやや情報量が少なく、これでは魅力を十分に伝えきれていないだろうと感じ、まずは掲載内容の見直しを一緒にやっていきませんか?と提案しました。 そこから時間を掛けて担当者とヒアリングを重ね、時には他の先生方や生徒さんとも対面でヒアリングを行い、学校本来の魅力を深堀りしながら、載せるべきコンテンツを決めていきました。
見やすさ・読みやすさ・分かりやすさの徹底
通常、情報量が増えれば増えるほど読むハードルは上がります。そのため、読んでもらうための工夫が必要不可欠です。例えば情報を細分化して写真とセットにし、文字のかたまりが出来ないようにレイアウト。または、端的に概要がつかめるような見出しとそれに続く本文、のように文字の大きさや太さなどで強弱をつけメリハリを出します。
伝えたい内容を邪魔しないシンプルなデザイン
全ページを通して、装飾を最低限にとどめたシンプルなデザインにしています。これは装飾されたデザインは時として、伝えたい情報やメッセージのノイズとなるからです。今回のように沢山の情報を効果的に伝えたい場合は、装飾によって魅せる足し算のデザインより、文字の強弱や余白のバランスを考慮した引き算のデザインが効果的です。
他の先生方からはデザインの評判も良く、何よりこれまでと比べてとても内容が分かりやすくなったと言ってました。また、パンフレットをリニューアルした今回は例年よりも多くの問い合わせを頂いています。
- ART DIRECTOR
- Ryosuke Seki
- PLANER
- Ryosuke Seki
- DESIGNER
- Ryosuke Seki
- PHOTOGRAPHER
- Mayuko Uno / UNO PHOTO WORKS